ISSO TEA SCHOOL Vol.1 一番茶とは？

私たちISSO TEAの茶葉の説明文の中に「一番茶」という言葉が出てきます。
そもそも「一番茶」ってなに？とご質問をいただいたので、今日はそのお答えをしたいと思います。

「一番茶」とは、その年の春、最初に出てきた新芽を摘み取ってつくったお茶で、通常、春の4月から5月にかけて摘まれます。南の種子島からはじまり、九州、本州と北上する様は、まるで桜前線のよう。この時期の茶葉は、冬の間に蓄えられた栄養素が豊富で、香りや味わいが格別です。

1. 味と香りの豊かさ

一番茶の新芽は、とても柔らかく、お茶のうま味成分であるテアニンをはじめとしたアミノ酸を豊富に含んでいます。そのため一番茶には特有のうま味、甘味が感じられます。

テアニンは、日光を浴びると渋味成分であるカテキンへ変化します。そこで、黒い覆いをふわりと被せて日光を遮ることで、さらにうま味、甘味を引き出し、渋みを抑えたりします。茶畑に覆いをしていくのは手間のかかる作業ですが、味を左右する大切な作業です。

2. 栄養価の高さ

春になり芽吹く新芽は瑞々しく、冬の間にたっぷりと蓄えられた栄養素が詰まっているため、生命力にあふれ、アミノ酸やビタミンなどが豊富に含まれています。テアニンはリラックス効果があり、ストレス軽減や集中力向上に寄与します。また、ビタミンは、抗酸化作用があり、免疫力の向上、細胞の老化を防ぎます。

3. 限られた収穫時期

有機栽培された一番茶は春の限られた期間にしか収穫されないため、非常に希少価値が高いのです。このため、一番茶の品質を高めるために細心の注意を払いながら栽培・収穫を行っています。

ISSO TEAでは、一番茶の特徴を最大限に引き出すために、さまざまな商品をご用意しています。

シグネチャー煎茶
有機一番茶の繊細なうま味、甘味と豊かな薫り、美しい水色をお楽しみいただけます。

ゆたかみどり煎茶
有機ゆたかみどりの一番茶からさらに質の高い茶葉を選定した、贅沢な品種茶を楽しめます。

ほうじ棒茶
希少な有機一番茶の中から5％しか取れない茎のみを選りすぐり、特別に開発された遠赤外線焙煎機で焙煎することで、上品で甘い香りが広がります。

玄米茶
くっきりと薫り立つ熊本県のヒノヒカリという品種の有機米を厳選し、味や香りのバランスを存分に堪能できる九州の有機一番茶と調合しました。

レモングラス緑茶
長崎県の五島列島で育てられた有機レモングラスと、希少な有機一番茶の中から5％しか取れない茎のみをあわせ、爽やかな香り、味をお楽しみいただけます。

黒豆ほうじ茶
北海道の雄大な自然やミネラルたっぷりな山水の恵みを受けた祝黒黒豆と、希少な有機一番茶を贅沢に組み合わせたISSO黒豆ほうじ茶。

セレモニアルグレード抹茶
上品で洗練された香り、引き立つうま味とふくよかなコク、美しく深い緑色を有機抹茶で実現した、まさに日本の匠の技。丁寧に石臼で碾き、ふっくらとした泡立ちをお楽しみいただけます。

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一番茶の魅力を存分に楽しんでいただけるよう、これからも様々な形でご提案していきます。

私たちもまだ見ぬ日本茶の可能性をこれからも探っていきたいと思います。
知りたいこと、探ってみたいことなどあれば、ぜひ教えてくださいね！

現代（いま）に届けるオーガニック日本茶 / Contemporary organic Japanese tea

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