記事: ISSOのはじまり
ISSOのはじまり
はじめまして。ISSO(イッソ)のMasaeです。
今日は、「現代(いま)に届けるオーガニック日本茶」ブランドISSO TEAを立ち上げた想いをお話しさせてください。
暮らしの個性を楽しみたい
2012年、私たちは世界一周の旅を終えて、夜の瀬戸内海の灯りを船の上から眺めながら、日本に戻ってきました。
旅を通して分かったことは
”それぞれの土地には、そこに息づく独自の風土、文化があって、それが暮らしの中で魅力的な個性を紡ぎ出している”
という、とてもあたりまえのことでした。
グローバル化し世界が画一化する中、その豊かな個性を味わい続けたい。
その想いが、ISSOの原点です。
日本茶への想い
私たちは、日本に根づいた、日本発のブランドとして、日本の暮らしのエッセンスを改めて見つめなおしました。いくつもの候補の中から、第一弾プロダクトとして選んだのは、日本茶でした。
日本茶は、日本に古くから伝わる飲み物であり、食文化や美意識と密接なかかわりをもちます。美味しく、健康的で美しい日本の食生活は世界で注目され、「和食;日本人の伝統的な食文化」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
一方、現代の日本では日本茶を一般的に手に取るシーンは限られ、茶葉の消費は減ってきています。日本各地でお会いする生産者の方々からは、農業を続けていく難しさ、将来への不安の声があちらこちらから聞かれます。
ISSOはこのギャップに着目し、「届けること」=伝えることを大切にしたいと考えています。暮らしの個性を、国内外の現代社会に届け、味わい続けるためには、本質を理解したうえで、ほんの少しのチューニングとコミュニケーションが必要なのかもしれません。
「現代(いま)に届けるオーガニック日本茶」ISSO TEA
構想から3年以上。
難しいと言われてきたオーガニック茶葉を国内最高峰の技と絶え間ない情熱と探究心をもってつくっていらっしゃる生産者の方々。数々の賞を受賞し、国内随一の仕上げ技術をもちながらも、新たな日本茶の在り方を常に一緒に模索してくださっているパートナーさま。
日本国内外での日本茶の飲み方、現代の暮らしの中での楽しみ方を議論し、試飲、試行錯誤を繰り返し「現代(いま)に届けるオーガニック日本茶」をともに具現化する国内外チーム。
まだぼんやりとした構想段階のときから、妥協なき高みを目指し並走してくださっている、クリエイティブチームの皆さま。
まだ完成していない頃からISSOに関心をもって応援してくださっている皆さま。そして、これから出会える皆さま。
国内外の叡智と技術と想いが結集し、ISSO TEAが誕生します。
違うことこそ、価値がある。
個性を大切にし合える世界の連鎖がうまれることを願って。